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内科・消化器内科・外科・美容外科
木場内科外科内視鏡クリニック
東京都江東区木場1丁目4-3MEFULL木場 3階

TEL:03-3644-4976
(ヨクナロー)

外科

対応する外科疾患

  • 外傷(切り傷、擦り傷、動物に噛まれたなど)

→ 急な怪我や外傷に対応します。縫合が必要な場合も美容外科での経験も活かして「可能な限り丁寧に」「可能な限り傷をきれいに」「可能な限り傷を小さく」「麻酔注射時の痛みに配慮」しております。やはり外科処置で最も不安なのは痛みですよね。特に局所麻酔の注射が一番の難関です。通常の救急外来等では使わない細い注射針を用いております。怪我をされて不安なときですから、なるべく痛みがないように負担がないようにと考えております。

→ また、救急医として経験も活かし傷だけでなく全身の初期対応も致します。

 ・やけど
 ・おでき
 ・とげがささった
 ・皮膚疾患

 → 蕁麻疹、皮膚炎、虫刺されなどお気軽にご相談下さい!

  • いぼ痔、切れ痔などの肛門疾患

  • 粉瘤(アテローム)や脂肪腫などの摘出手術

粉瘤(アテローム)とは?

皮膚のすぐ下に、袋状の組織が形成されることで、良性の腫瘍の一種が存在します。その内部には皮脂や角質が蓄積され充満します。これに触れると、しこりのような感触がありますが、通常は痛みはありません。ただしこの内容物から独特の臭いが発せられる場合もあり、特異な臭いによってそれが粉瘤であることに気付くこともあるでしょう。だんだん大きくなるシコリ、臭い汁がでるシコリがある方は粉瘤である可能性が高いと思われます。


この粉瘤は時折大きくなる可能性があり、さらにそこに炎症が生じると痛みや腫れなどの症状が現れることがあります。化膿が進行すると、腫れが大きくなり、それに伴って強い痛みが発生することもあります。これは皮膚に小さな開口部が存在し、そこから細菌が侵入して感染を起こしやすいとされます。また、袋状の組織が破れて皮膚内部に老廃物などが直接触れると、独特の悪臭のある膿が出ることがあります。

粉瘤は体中どこでもできる可能性がありますが、特に背中やうなじ・頬・耳たぶなどに出来やすいとされております。

粉瘤の治療

粉瘤は自然に消えることはないので腫れたり収まったりを繰り返すこともしばしばあります。治療は袋状の組織を手術で完全に取り除かないと再発することがあります。


触れていると細菌感染のリスクが高まりますし、大きくなってしまうと治療が難しくなるため、できるだけ早く専門医に受診することをおすすめします。炎症が進行している場合には、まずその状態を抑える治療が行われ、腫瘍が小さくなった後に切除手術が行われることが一般的です。

粉瘤(アテローム)の治療

粉瘤の治療は炎症や感染が起こって腫れている場合と「ただのしこり」の状態で大きく2つに別れます。

①粉瘤が大きくなったり、炎症や化膿が起こった場合

粉瘤自体は良性腫瘍ですが、感染が絡むことで腫れ上がることがあります。感染で腫れ上がってしまった場合は、局所麻酔をして切開し炎症を起こしている内容物や膿を排出する必要があります。同時に痛み止めや抗菌薬を内服していただきます。

※炎症がある時期に完全に摘出することはできません。まずは切開排膿して一刻でも落ち着けることを最優先とします。

②炎症がなく「しこり」となっている場合

炎症がなければ粉瘤を完全に切除するチャンスです。

当クリニックでは、美容外科、形成外科領域でも長年の経験のある院長が目立たないような綺麗な仕上がりとなるような粉瘤手術を行っております。治療は外来で行われ、日帰りの手術となります。所要時間は短くて5分、長くても20分程度です。小さいうちに手術を行うことで、術後の傷跡を最小限に抑えることが可能です。

※くり抜き法は傷も小さく万能?

→現在多くのクリニックが粉瘤の中央部に数ミリの穴を開けて治療する「くり抜き法」を推しておりますが、当院では再発の可能性が最も低い従来の切除法で「可能な限り小さい傷」で切除しております。くり抜き法はメリットもありますが、出血や再発などのリスクもあり当院では敢えて行っておりません。「時間が短い」「傷が小さい」との謳い文句も多々ありますが、メリットとデメリットを天秤にかけた上で当院は従来の紡錘切除法をなるべく小さな傷で行っております。

特にサイズの大きい粉瘤ではくり抜き法のほうが時間がかかったり再発率が上がってしまうので、敢えてくり抜き法を行うメリットは少ないと当院では考えております。