木場内科外科内視鏡クリニックのホームページをご覧いただきまして有難うございます。私が医師として診療を初めてもうすぐ20年の節目となります。
大学病院勤務時代は消化器疾患全般の診断、検査、手術を含めた治療を学びました。また昔から憧れであった救急医療も研鑽したい一心で救急病院にも数年間出向させて頂き消化器に限らない幅広い疾患に対応、救急科専門医も取得し診療にあたりました。
大学病院を退局後は消化器クリニックで内視鏡室長として胃カメラ・大腸カメラを専門に多数担当しました。また並行し外科手術手技においても、より繊細で高度な技術を得るために大手美容外科の門を叩き、多種多様な形成外科技術も身に着け全国技術指導医を勤めるまでになりました。
そして、2023年7月に私のこれまでの経験を注ぎ込んだクリニックを開設することとなりました。元々東陽小学校に通い、まだヨーカドーが出来る前の約30年前に木場2丁目に引っ越し10年以上過ごした愛着のあるこの地元「木場」で開業することとなりました。
この地で仕事ができることをとても嬉しく思っています。
地域に密着した「かかりつけ医」として、皆さまの健康をお守りするべく全力を尽くしてまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
木場内科外科内視鏡クリニック
院長 児玉 肇
平成4年3月 | 江東区立東陽小学校 卒業 |
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平成16年3月 | 私立 東邦大学医学部医学科 卒業 |
平成16年5月 | 東邦大学医療センター大橋病院 研修医 入職 |
平成18年5月 | 東邦大学医療センター大橋病院 外科 レジデント 入局 |
平成19年2月 | 清智会記念病院 救急科 出向 |
平成22年4月 | 東邦大学医療センター大橋病院 外科 シニアレジデント |
平成26年3月 | 東邦大学医療センター大橋病院 外科 退局 |
平成26年3月 | なかむら内科消化器クリニック 内視鏡室長 就任 現在も在職中 その傍ら、外科手技をさらに研鑽するため大手美容外科にも勤務、全国技術指導医等を歴任 |
現在に至る |
当院では、2023年9月より大腸ポリープ切除術をより安全に行えるよう「短期滞在手術等基本料1」の施設基準を取得いたしました。
この基準は、大腸ポリープ切除術の日帰り手術において、適切な人員配置・施設や医療設備の充実度が基準を満たしている為、厚生局より認定をいただきました。そのため大腸ポリープ切除を施行実施した際には基本料金の加算が適用となります。(ポリープは切除せず内視鏡検査のみの場合は加算はありません)
ご理解、ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。
私は大手美容外科で率先して未就学児(6歳未満を含む)の埋没法を施術してきました。当院では「5歳からの埋没法」と謳っていますが、これは単純に私が担当した最年少のお子さんが5歳だからです。5歳でも多くの症例を手術してきました。今のところ5歳が私の経験の中では最低年齢です。もちろん5歳のお子さん全員が全員可能とおも思いません。
「率先して」というのは、小さいお子さんの手術は一般的に美容外科医からも敬遠されがちなので「敢えて」という意味です。理由は単純で、大人ではごまかせるレベルの技術では通用しないので高い技術力・対応力が求められるからです。もう一つは少し汚い話になってしまいますが、倍以上手間がかかりますが値段は2倍にはできないので美容外科業界からすると「コスパが悪い」ということになります。成人相手にすればもっと楽に商売ができると考える方もいるので敬遠されている面もあります。
美容外科の中では最も基本的な手術が埋没法ですが、これを小さいお子さんでもできるように配慮、工夫して行うことができれば子供だろうが大人だろうが最も負担の少ない手術となるはずと思い「敢えて」やってきました。
ご想像の通り、小さいお子さんは一度不安を覚えて泣き出したりでもしたらほぼほぼ手術の続行は不可能となります。しかも目周りを触られる、そして一瞬といえども麻酔の注射をされるわけですから我々大人が考える以上に不安や恐怖があると思います。
そんな中で極限まで痛みを少なくし、10分前後とはいえ手術を最後まで完遂するにはどうすればいいかと長い年月をかけて考え、研究してきました。技術だけでなくお子さんとの言葉でのやり取り、説明も含めて。
「『逆さまつげ』と診断されたが、一般の眼科では全身麻酔と言われ敬遠している」
「まつげを抜くだけの対応だと不十分」
「まだ小学生だが、見栄えを気にして二重を希望している」
「まだ小さいのにアイテープやのりを使って二重にしている」
そういった親御さんの声、また小さいながらお子様御本人からのお悩みをお聞きすることも少なくありません。
そういったお声に応えようとなるべく年齢でお断りすることなく手術をして参りました。
ただしどんな場合も最初に親御さんでなく必ず御本人に確認する質問があります。
「少しでもこの手術(埋没法)をやってみたいという気持ちがあるかどうか?」
ということです。これさえあればあとはこちらの技術の勝負。
次回以降もこのブログでは小さいお子さん、特に未就学児まで対応した埋没法についてお話していきたいと思います。
「木場内科外科内視鏡クリニック」開院しました!
皆様の多大なご支援を賜り、7月1日、2日の内覧会を経て
7月3日(日)に木場内科外科内視鏡クリニックは開院しました。
初日からご予約、直来も含めて多数のご来院を頂き身が引き締まる思いでいっぱいです。
消化器や内視鏡に限らず、発熱を含めて幅広く対応して
地元の皆様の健康に役立てればと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
今日は早速、胃カメラ、大腸カメラが複数件入っておりました。
「朝から心配していたけど楽にやれてよかった」
とお言葉を頂き、大変うれしく思います。
引き続き精進を重ねて参ります。
児玉 肇
ホームページをご覧の皆様、そしてさらにこのブログまで見て頂いてる数少ない殊勝な皆様。
初めまして。この度、7月3日月曜日に「木場内科外科内視鏡クリニック」を開設することになりました児玉肇です。(クリニックの診療内容、理念はこちらをご覧下さい)
自己紹介の欄でも掲載しましたが、木場は私にとって学生時代(約30年前)に家族と共に十数年住んだ地でもあり大変思い入れがあり愛着のある場所です。しかも2丁目に住んでいたので、今回開業する場所とはまさに目と鼻の先に住んでおりました。まさかこんな場所で自分が開業をするとは全く想像できませんでしたが、やはりご縁もありこの地に帰ってくることができました。木場に引っ越してきたときにはまだヨーカドーは出来る前、ここは記憶が確かなら「木場ホテル」だったと思います。スーパーはエンゼルファミリーくらいしか無かった時代・・・このあたりの思い出話は長くなりますので(笑)また別の機会にさせて頂きたいと思います。
先日ヨーカドーに買い物に行った際の現場写真です。工事中で狭い通りを塞いでしまい大変ご迷惑をおかけしております。かなり外観としてはできあがってまいりましたが中は空っぽ、スケルトンです。4月から内装工事の予定です。
今後も工事や準備の状況を報告させて頂きたいと思います。
今後とも何卒宜しくお願いいたします。
児玉 肇